コロナで変わる2021年度高校入試 変更のポイントと受験勉強への影響は?(ベネッセ 教育情報サイト) – Yahoo!ニュース

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新型コロナウィルスの影響で、休校や授業の遅れ、行事や大会の中止などが相次いだ今年。その状況を考慮して、来春の高校入試についてはさまざまな変更が予定されています。
とはいえ、「入試の何がどう変わるのか、不安…」「どうやって情報を集めればいいの?」「受験勉強はどうするの?」など、とまどう受験生のご家庭も多いことでしょう。そこで今回は、来春の入試がどう変わるのか、その変更のポイントをお伝えすると共に、今年度ならではの受験勉強のありかたについて考えていきます。

どう変わる? 2021年度高校入試

休校期間が長かったり、部活動の大会が中止になったりなど、今年度は新型コロナウィルスの感染防止のために地域によってさまざまな対策がとられました。それらの影響によって受験生が不利になることのないよう、文部科学省では来春の高校入試の実施について配慮を求める通知を出しています。その主なポイントは以下です。

(1)スポーツ・文化関係の行事や大会、資格・検定試験などが中止や延期、規模縮小になったことで、受験生が不利益にならないよう配慮する

(2)休校などの影響をふまえて、調査書の記載事項(出席日数、諸活動の記録など)が少ないなどの理由で、受験生が不利益にならないよう配慮する

(3)入試の出題範囲や内容、出題方法について配慮する
例:中学3年生の内容から出題する場合は、学習状況をふまえて出題範囲の削減などを行う、問題を選択できる出題方法にするなど

この通知に対応する形で、各都道府県や学校からは、追試日程を設ける、出題範囲を削減するなど、さまざまな変更が発表されました。その具体的な内容や変更の有無については、公立高校ならば各都道府県の教育委員会、私立高校の場合は各学校に任されています。地域や学校によって内容は異なるため、まずは受験予定の地域や学校のHPなどをチェックして変更内容を把握しておきましょう。今年度は、必要な情報を集めておくことがいつにもまして重要です。

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