県公立高校入試は志願先の変更期間が終了し、今年度の入学志願者数が確定しました。
全日制課程の平均倍率は1.09倍となっています。
県高校教育指導課によりますと、全日制課程は、編入や内部進学などを除く募集人員3万6040人に対し、志願者数は3万9305人でした。
これにより、全日制の平均倍率は、前の年度と比べて0.03ポイント低い1.09倍で確定しました。
倍率が高いのは、普通科でさいたま市立浦和高校の1.90倍、川口市立高校の1.73倍となっています。
また、専門学科は大宮高校の理数科と、さいたま市立大宮北高校の理数科が、共に2.35倍で並んでいます。
一方、定時制の志願者数は1085人で、平均倍率は0.52倍となっています。
県公立高校入試は、学力検査が2月26日に、3月1日に一部の学校で面接や実技テストが行われ、3月8日に合格者が発表されます。
また、2月26日の学力検査や5日後の追検査が、新型コロナウイルスへの感染や、濃厚接触者の認定で受けられなかった生徒には、学力検査から2週間後にあたる3月12日に特例で追検査を行います。