男女別定員を設けている東京都立高校の入試で女子の合格ラインが男子を大きく上回る状態が続いてきた問題で、2日の都議会一般質問で藤田裕司都教育長は「男女別定員による不公平感を低減し、より男女平等な入学者選抜とすることを目指す」と述べた。
東京みらいの斉藤礼伊奈都議の質問に答えた。合格ラインの差が大きい傾向にある高校では是正措置として、定員の9割までは男女別に合否を判定し、残り1割は男女合同の順位で合格者を決める「緩和策」を導入しているが、斉藤氏は「十分な是正が行えているのか検証し、緩和枠を採用する学校を増やすことを検討すべきだ」と指摘した。藤田教育長は「緩和策で合格最低点の男女間の差の縮小を図り、緩和実施校の増加に努めている」と説明した。【田中理知】