「高3の秋なのに模試でE判定……第一志望はあきらめなくちゃダメ?」
がんばってもがんばっても、模試で結果が出ないとき
受験生のお子さまは、「自分の勉強は間違っているのかな? こんなことで入試に間に合う……?」と不安を感じているかもしれません。
保護者のかたも、「第一志望、変えたほうがいいんじゃない?」と言いたくなるかもしれません。
でも、ちょっと待ってください。高3秋までずっと模試でE判定でも、第一志望に合格した先輩はたくさんいるのです……!
そこで今回は、大逆転合格ストーリーを実現した先輩が、「E判定の状態から、直前期にどんな受験勉強をして、合格をつかみ取ったのか」を紹介します。先輩のリアルな体験談は、お子さまのがんばりを見守るときの力になるはずです。
※体験談は2021年5月実施 「進研ゼミ高校講座」を受講していた現大学1年生512名のアンケートより構成しています。
予想問題集を活用して数学のニガテとじっくり向き合い、大逆転合格!
【E判定から大逆転合格した先輩の体験談】
高1のころからニガテだった数学は、高3の秋になっても基礎的な問題でつまずいてばかり。
この苦しい状況を救ってくれたのが、共通テストの予想問題集でした。
予想問題集にはテストと同じ形式の問題が載っているので、まずは時間を気にせず解いてみました。さらっと1~2回分取り組むだけでも、「自分はどの分野で点数が取れないのか」「どんなタイプの問題で間違えやすいのか」がわかります。
弱点が見つかったら、基礎に戻って固め直せばOK。時間はかかっても、繰り返し取り組んでいけば必ず、今までつまずいていた問題で正解できるようになります。
私の場合は、三角関数の知識があやふやだったことに改めて気付いたので、公式を確認し、例題レベルの問題から解けるようにしていきました。あとは、本番と同じ時間制限で問題を解きながら、「1問に何分かけてよいか」「どの順番で解けば効率よく点数を取れるか」を身に付けていきました。
模試ではずっとE判定だったけれど、ニガテな数学を投げ出さずに地道に対策を続けたおかげで、第1志望の東京学芸大に合格できました!
(東京学芸大 教育学部 T.A先輩)