茨城県の県立中学と高校の今年と去年の入試で採点ミスがあわせて988件発覚し、そのうち中学校では採点ミスで1人が不合格になっていたことが分かりました。
茨城県では今月行われた県立の高校入試で採点ミスが53校であわせて496件見つかったため、追加調査を実施したところ、去年に実施された高校入試でも58校であわせて457件の採点ミスがあったことが新たに分かりました。また、今年と去年の県立中学などの入試でも12校であわせて35件のミスが発覚し、誤って不合格としていた去年の受験生1人を追加合格としました。
「子ども達にとっては将来を左右する大事な場面におきまして、このようなミスがあったことは本当に遺憾なこと」(茨城県 小泉元伸 教育長)
県の小泉教育長は31日朝の県立学校長会で再発防止に向けて注意喚起をするとともに、4月には第三者委員会を立ち上げ、再発防止策を検討するとしています。(31日16:49)